運用型広告とは?出稿媒体のオススメ優先順位と共に解説

Web広告に初めて取り組む人がスムーズに成果を出していくためには、まず広告の仕組みについて理解を深めることが1番の近道です。

そこで、今回の記事では、これからWeb広告をスタートする方のために、Web広告の中でも取り組みやすい運用型広告について紹介するとともに、どの出稿媒体からスタートするのがオススメなのかについて解説をしてきます。

ぜひ広告運用を始める際の参考にしていただければ幸いです。

運用型広告とは

まず運用型広告について紹介をさせていただきます。

運用型広告とは、広告の配信結果をもとにターゲットや広告文、入札単価などを日々調整していきながら運用していく広告です。
改善をすぐに行えるので、その分成果を着実に出しやすく、初心者が始める広告としてオススメの広告です。

そして、運用型広告の主な特徴は下記の3つとなります。

1、ターゲットをある程度絞り込める

エリアや年齢・性別といったターゲットの属性を限定して配信することができます
そのため、例えば東京都の渋谷区に住んでいる人だけに広告を配信したり、20〜30代の女性のみに絞って配信することが可能です。

また、ターゲットの属性を絞るだけでなく、GoogleやYahooの検索結果に対して広告を掲載するリスティング広告(検索連動型広告)の場合はキーワードを指定して広告の出稿が可能です。

キーワードを指定して広告を配信するメリットは「スマホ 修理 即日」などで検索をしている購買意欲の高いユーザーに対して広告を配信することができるため売上に繋げやすい点です。

2、少額予算からスタートできる

運用型広告は数百円からの予算でも運用することができます。
そのため、テスト的に広告を出稿することが簡単にでき、雑誌媒体などの広告と比べてハードルが低いものとなっています。

3、設定を自由にコントロールできる

配信するターゲットの設定だけでなく、広告クリエイティブ(広告に出すバナーや広告文)や入札単価、予算や配信スケジュールなども細かく調整することが可能です。

そのため、日々の広告の配信結果を見つつ改善していくことで広告の反応をあげていくことができます。

以上が運用型広告の3つの特徴となります。

運用型広告の種類について

運用型広告の特徴を理解したら、次は実際に運用型広告にはどんなものがあるのかを見ていきましょう。

運用型広告には、大きく分けて4つの種類があります。

リスティング広告

GoogleやYahooで検索されたキーワードに連動して掲載する広告
検索結果に表示されたものの中で、スポンサーと表記されているものとなります。

ディスプレイ広告

WEBメディアやブログ上に画像や動画、テキスト形式で表示される広告

SNS広告

Facebook,Instagram,Twitter,LINEなどのSNSのタイムライン上に表示される広告

動画広告

YoutubeやTikTokといった動画媒体に対して配信する広告

以上が、運用型広告の4つの種類となります。

出稿媒体の優先順位の決め方

運用型広告にも様々な出稿媒体があるため、初めての方はどれから始めればいいか迷ってしまうと思います。

なんとなくで選んでしまうと成果が出ずに費用ばかりが掛かってしまうことにも繋がりかねません。
そこで成果を出しやすいオススメの出稿媒体の優先順位についても解説をしていきます。

結論からお伝えすると、購買意欲の高い(売上に繋がりやすい)ユーザーにアプローチできる媒体を優先的に運用することがオススメです。

多くの場合、売上UPを目的として広告を配信することが多いはずです。

そのため、はじめから購買意欲の高いユーザーに広告を配信することで早期に目的を達成できる可能性が高まるからです。

出稿媒体のオススメ優先順位

実際にどの媒体がいいのかをみていきましょう。

成果を出していくためにまずは下記の優先順位で取り組んでいくことがオススメです。

1、リスティング広告
リスティング広告は、キーワードの絞り込みで購買意欲の高い人を狙いやすいため優先順位としては一番高くオススメです。

悩みについて検索するということは、その解決策を探しているユーザーであるため、その解決策を提供するサービスを提示すれば申し込みにつながる可能性が高いからです。

2、リターゲティング広告(ディスプレイ広告、FB広告、インスタ広告)
リターゲティング広告とは、一度でも自社サイトを訪れたユーザーに対して広告を配信する手法です。
自社サービスに一度興味を持った人に再アプローチできるため、取りこぼしを防ぐ目的があります。

なお、リターゲティング広告は、リスティング広告と相性がいいため一緒に配信することが多いです。

3、FB広告(meta広告)、インスタ広告(類似オーディエンス)
類似オーディエンスとは、既存顧客のデータをもとに似た特性を持つ新たなユーザーに対して広告を配信する方法です。

既存顧客の情報が多い場合に特に効果的で、これまでアプローチできていなかった購買意欲の高い新規ユーザーの獲得が期待できます。

4、その他(ディスプレイ広告、twitter広告、Youtube広告、LINE広告)
購買意欲が多少低くても多くのユーザーにアプローチをしていきたい場合にはその他の広告媒体でも配信していくことがオススメです。

以上が、オススメの優先順位となります。

出稿媒体を決める際の注意点

広告の配信媒体を決める際に自社サービスと媒体の属性が合っているかは必ず考えておく必要があります。
例えば、FB広告はBtoB案件やビジネス向けに強いが20歳前後へのアプローチは弱いなどです。

サービスと媒体の属性が合っていないと、狙いたいターゲットにうまくアプローチできずに、せっかく広告を配信しても思うような成果が得られない可能性が高くなってしまいます。

そのため、必ず事前に媒体の属性は確認するようにしましょう。

まとめ

今回の記事では、運用型広告とオススメの配信媒体の優先順位について解説をしました。

運用型広告はWEB広告の中でも運用開始のハードルが低く、誰でも手軽にスタートすることができるため、ぜひこの記事の内容を参考にしていただきつつ、チャレンジしてみてください。

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