Meta広告の始め方と成果を出すためのポイント

  • 2023年5月7日
  • 2023年9月19日
  • WebAds

FacebookやInstagramといったSNSに広告を配信することができるMeta広告。
成果が出やすいという声も多くあるため、これから取り組んでみたい方も多いでしょう。

ただ、未経験の方は、

「Meta広告ってどんな広告なんだろう?」
「どういった媒体に配信できる広告か知りたい」

と、基本的なことをまずは知りたいかと思います。

そこで今回の記事では、まだMeta広告に取り組んだことのない方のために、Meta広告の基本的な内容を紹介させていただきつつ、成果を出すためのポイントや便利なツールを解説させていただきます。

Meta広告への理解を深めて、取り組む上での参考にしてみてください。

Meta広告の4つの配信面について

まず初めにmeta広告の配信面について解説をしていきます。
meta広告は大きく分けて下記の4つの配信面に広告が表示されます。

・Facebook
静止画フィード、動画フィード、インスタント記事、Facebook検索結果、右側広告枠、ストーリーズ、インストリーム動画、Marketplace

・Messenger
受信箱,ストーリーズ,広告メッセージ

・Instagram
静止画フィード,動画フィード,発見タブ,ストーリーズ,リール,ショップ

・Meta Audience Network
パートナーサイト/アプリ,バナー,ネイティブ,リワード動画,インターステイシャル

以上が、meta広告の配信面となります。
なお、どの配信面に配信をするか選択することも可能となっています。

さらに、近年になって新しく下記の配信面も追加されたので併せて紹介していきます。

Facebookインストリーム動画
5秒〜10分の動画を動画コンテンツの再生中やコンテンツ前後に表示させる広告。
Youtubeの動画広告に近いイメージの配信面となっています。

Instagramリール
最大90秒の動画をリール投稿の間に表示させる広告です。
通常のリール投稿と同様にいいねや保存などもできるためより自然な形で広告を訴求することが可能です。

広告の4つの形式について

では次に、広告の形式について見ていきましょう。
広告の形式は主に4種類あります。

・静止画
1枚の画像を使って配信する広告で
Meta広告で最も主流となっている広告の形式です。

1枚の画像に情報を載せて訴求するため、伝えられる情報は限定的になりますが、画像を作るだけなので労力は少なく、比較的簡単に作成することが可能です。

広告の指標としては、クリック率を確認して反応を確認することが多いです。

・動画
1つの動画を使って配信する広告
動きや音声があることで、インパクトのある訴求にすることが可能で、より目に留まりやすくすることができる広告の形式です。

ユーザーがスクロールする際に自動的に動画が再生される点も特徴の1つです。

静止画を作成するよりも、作成には労力がかかるため準備に少し時間がかかります。

広告の指標は、
動画の視聴率を確認して反応の良し悪しを確認することが多いです。

・カルーセル
1つの広告に対し複数の画像や動画を設定できる広告
スマホで横にスワイプして複数の広告を一度に見せることが可能

動画と静止画を組み合わせることで、1枚の静止画、動画に比べて
より多くの別々の情報で訴求を行うことができます。

広告の指標は
クリック率や動画の視聴率を確認することが多いです。

・コレクション動画
アパレルや化粧品などの複数の商品画像を掲載することができる広告
主にEC事業者が使用することが多い広告の形式となります。

以上の4つがmeta広告の広告形式となります。

Meta広告でよく使われる画像サイズについて

Meta広告の配信面をご覧いただくとわかるように、多くの配信面に広告が表示されます。
そのため、配信する際には画像のサイズも1つだけではなく複数用意しておく必要があります。

「どのサイズを用意すればいいか迷ってしまう」

という方もいると思いますので、
meta広告でよく使用される画像サイズ4種類を紹介させていただきます。

1080 × 1080px
1080 × 1920px
1200 × 628px
1080 × 1350px

これらの画像を用意しておくことで、ほとんどの掲載面に配信することができるため、Meta広告の配信をする際には、上記4つの画像サイズを用意しておきましょう。

成果を出すためのポイント

次にMeta広告で成果を出すためのポイントを解説していきます。
掲載面、音声、素材それぞれのポイントを下記にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

掲載面について

以前はモバイルファーストの考え方が主流で、スマホで閲覧することを重視した広告の設計が重要とされてきました。

ただ、近年ではストーリーズ/リールファーストという考え方に変わってきています。

Instagramのストーリーズやリールでの見られ方を意識して
広告画像や動画を制作することが求められてきています。

また、その際にはいろんな情報を盛り込むのではなく、
1つの情報に焦点を絞って制作をすることで成果が出やすい傾向にあります。

音声について

音声は再生されない前提で作成していきましょう。
なぜなら、イヤホンをしていない限りは基本的にスマホを見ているユーザーは無音で広告を見ることの方が多いからです。

ただ、だからと言って音声をつけないのではなく、無いよりはあった方がいいため準備をしておくことがオススメです。

素材について

広いユーザー層を獲得するためにも動画だけ、静止画だけでなく、静止画、動画、カルーセルなどの複数の配信形式を並行して配信することが効果的です。

詳しく見る/商品を購入するといったユーザーを誘導させるためのアクションを記載したボタンを設置することも重要です。

また、ユーザーを飽きさせない工夫として1つのシーンはなるべく短く強調させ、早くテンポ良くまとめましょう。
そして、文字をできる限り少なくし、画像や動画に集中させるようにすることがオススメです。

以上が、Meta広告で成果を出すためのポイントとなります。

素材制作に役立つ2つのツール

Meta社には広告を配信していく上で便利なツールもあります。
今回は2つの無料で使えるツールを紹介していきます。

・広告ライブラリ(クリエイティブライブラリ)

競合はどのような広告を出しているか調べることがができるツール
特定のブランドやキーワードで検索することで、実際に出稿されている広告を見ることができます。

フィルター機能も備わっており、プラットフォームを限定したり、メディアタイプで画像だけを表示するようにしたりと絞ることも可能です。

・クリエイティブハブ

作成した画像を使って広告を作るとどのように掲載されるか確認することができるツール

比率を変更したり、切り取ったりした場合の広告の表示も確認可能です。

いずれも広告の画像や動画を作る上でとても便利なツールとなっていますので、Meta広告を運用する際には活用することがオススメです。

まとめ

今回はMeta広告の基本的な情報の解説をさせていただきながら、成果を出すためのポイントを解説させていただきました。

Meta広告は、幅広い配信面に広告を出すことができるため広いユーザー層獲得に最適です。

集客を強化していきたい方は、ぜひ今回の記事の内容をもとにmeta広告に取り組んでみてください。

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