[2023年版]LINE広告とは?配信先や便利ツールについて解説

友人や家族との連絡手段として多くの人が利用しているLINE。
そのLINEに広告を出すことができるのがLINE広告です。

日常利用する機会が多いからこそ、他のSNSよりも多くのユーザーにアプローチできる広告媒体として興味がある方も多いと思います。

そこでこの記事では、LINE広告に興味がある方のために、LINE広告の概要や配信先について、未経験の方でもわかりやすいように解説していきます。

これからLINE広告の運用を検討している人の参考になれば幸いです。

LINE広告とは

LINE広告とは月間ユーザー数9,500万人以上が利用しているLINEに広告を配信することができる広告です。

LINE広告の特徴は、性別や年代問わず全国の多くの人に対してアプローチができる点と、LINEユーザーの86%が1日1回はLINEを利用しているためアクティブなユーザーへアプローチすることができる点です。

また、他のSNSは利用していないが、LINEのみを利用しているユーザーも多くいるので、他のSNS広告ではアプローチできないユーザーに対しても訴求することが可能となっています。

LINE広告の配信面の種類

LINE広告はトークリスト以外にもLINE NEWSなどのサービスにも配信されます。
また、LINE広告ネットワークでは、提携する外部アプリへ配信することも可能です。

LINE広告の配信面は下記のとおりたくさんあります。

トークリスト、ホーム、LINE NEWS、LINE VOOM、ウォレット、LINEマンガ、LINEチラシ、LINEレシート、LINEポイント、LINEクーポン、LINEマイカード、LINEショッピング、LINE広告ネットワーク、LINE Monary、LINEオープンチャット

なお、LINE広告ではこれらの中から特定の配信面を指定することはできず、LINEもしくはLINE広告ネットワークの2種類から選択することになります。

LINE広告を出稿するための準備

LINE広告を配信するためには、LINE公式アカウントと広告アカウントの2つを用意する必要があります。

まずはLINE公式アカウントについて詳しくみていきましょう。

LINE公式アカウントについて

LINE公式アカウントは、店舗や企業がビジネス用として利用できるLINEです。
LINEの友達ユーザーに対して全体メッセージを配信したり、個別でコミュニケーションを取り関係を深めることができるマーケティングツールです。

LINE公式アカウントには、通常のLINEにはない様々な機能があります。
主な機能は下記のとおりたくさんあります。

なお、LINE公式アカウントには無料のプランと有料プランがあります。
それぞれの違いは、1ヶ月に送ることができるメッセージ数です。
無料プランの場合は、200通/月となっており、それ以上送る場合は追加で課金となります。
例えば、仮に友達数が200名の場合は、全体へメッセージを1通送るだけで無料で使えるメッセージの上限となってしまいます。

そのため、友達数が多い場合やメッセージ配信の頻度が多い場合には、有料プランに切り替えて運用をする方がいいでしょう。

LINE広告の配信フォーマット

LINE公式アカウントの準備ができたら、広告アカウントを解説することで広告配信が可能になります。

では次にLINE広告の配信フォーマットについて解説をしていきます。

LINE広告の配信フォーマットは、カード・スクエア・カルーセル・画像(小)・バーティカルの5種類がメインです。

それぞれのフォーマットごとに配信面が異なるため、配信先に合わせたクリエイティブを作成する必要があります。 実際にそれぞれのフォーマットにの特徴は次のとおりです。

・カード(画像・動画)
1200×628のサイズで、LINE広告のほとんどの面に配信することが可能です。
画像と動画どちらにも対応しています。

・スクエア(画像・動画)
1080×1080のサイズで、画像と動画どちらにも対応しています。
LINE広告のほとんどの面に配信することが可能です。

・カルーセル
複数の静止画を順番に表示させることができます。
掲載できる画像は最大10点までとなっています。

・画像(小)
トークリストやLINE NEWSなど限られた配信面に出せます。

・バーティカル
動画フォーマットで、LINE VOOMやLINE広告ネットワークに配信可能です。

以上が配信フォーマットとなりますが、LINE広告では、静止画の方が配信できる面が多い傾向にあるため、配信する際には画像の配信をメインとして考えて次に動画での配信を考えていく流れがオススメです。

LINE広告に活用できる便利ツール

LINE広告を作成する際にLINE社が用意している便利なツールがあります。
次はそれらのツールについて紹介していきます。

LINE creative Lab

LINE creative Labは、広告に掲載するクリエイティブを作成したり、プレビューで確認することができるツールです。
無料で利用することができ、テンプレートも数多く揃っています。

クリエイティブデザインを作ることが苦手な方でもこのツールを使うことで、比較的簡単にクリエイティブを作成することができるので、スムーズに広告配信ができるようになるはずです。

LINEクリエイティブトレンド

LINEクリエイティブトレンドはLINE社が業種別に成果の出やすい広告などをまとめているメディアです。
実際に成果の出た事例なども紹介されており、クリエイティブ作成のヒントになる情報が多く掲載されています。

LINE広告のクリエイティブは、検索広告などとは傾向が異なり、ターゲットとメリットを端的にアピールするものが反応を得やすい傾向にあります。

そのため他の広告では成果が出ているクリエイティブでも思うような成果が出ない可能性もあります。

その際にはLINEクリエイティブトレンドの情報を参考に、LINE広告に適したクリエイティブに改善してみるといいでしょう。

まとめ

この記事ではLINE広告の概要について紹介させていただきました。
LINEは連絡手段の1つとして多くの人が毎日利用しています。

そのため、LINE広告をうまく活用できれば、多くのユーザーに対してあなたのサービスを訴求することができ、売上UPにつなげることができるはずです。

ぜひこの機会にLINE公式アカウント運用と共に、LINE広告にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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