[2023年版]Instagram広告の配信方法と向いている業種を解説

Instagramは世界で10億人以上が利用しており、日本国内でも利用者数が3,300万人以上いるSNSです。

写真や動画の投稿がメインで、視覚に対して強く訴求できることが特徴となります。

そのInstagramに広告を出すことができるのが、Instagram広告です。

広告を使うことでフォロワーを増やしたり、店舗やECサイト業者であれば商品の販売につなげることができるため利用している方も多い広告となっています。

今回の記事では、

「興味はあるけど、まだ運用したことがない」

そんな方向けにInstagram広告の特徴や配信方法、向いている業種などを解説していきます。

広告の効果を高めるためのポイントについても解説していますので、ぜひ最後まで読んで活用してください。

Instagram広告の配信先

まずはInstagram広告がどういった配信面に出すことができる広告なのかをみていきましょう。
Instagram広告の配信先は主に下記の4種類があります。
それぞれの特徴とともに紹介をしていきます。

・フィード
Instagramのフィードに広告を配信します。
フィードは、Instagramのメインコンテンツとなるため、数多くのユーザーにアプローチすることができます。

・発見タブ
Instagramの発見タブの中に広告を配信します。
発見タブは閲覧しているコンテンツ内容をもとに、ユーザーが興味を持つ可能性の高い投稿を表示する機能です。
新しいコンテンツを探しているアクティブなユーザーにアプローチができます。

・ストーリーズ
ストーリーズの間に広告を配信します。
フォローしているアカウントのストーリーズを閲覧している際に、フルスクリーンで広告を表示させることができるため、目に留まりやすいことが特徴です。

・リール
リール投稿の間に広告を配信します。
ストーリーズと同じようにフルスクリーンで広告を表示させることができることが特徴です。

Instagram広告の出稿準備

次は出稿するために必要な準備を理解していきましょう。

Instagram広告を出稿するためには、まず個人アカウントで、Instagramを開設して、プロアカウントに変更することが必要です。

ただ、何も考えずにInstagramを開設して広告を出稿しても思うような成果を得られない可能性もあるため、Instagramを構築する際のポイントも解説します。

Instagram構築の6つのポイント

1、プロフィール
Instagramを見たユーザーは投稿内容だけでなく、発信者がどんな企業・人なのかをプロフィールで確認する傾向が高いです。
そのため、アイコンやアカウント名、説明文が一目でわかるように調整することで信頼獲得につなげることができます。
逆にプロフィールがしっかりしていないと信頼性が低くなり、その結果広告の反応が伸び悩む可能性が高くなってしまいます。

2、CTAボタン
問い合わせ、購入など広告を見た人にどんなアクションをして欲しいのか導線を明確にします。
せっかくアクセスを集めても導線がはっきりしていないと機会損失になる可能性が高いからです。

3、ハッシュタグ
ユーザーが検索しやすいキーワードをハッシュタグとして設定することでInstagramへの誘導を増やすことができます。

4、リール・ショッピング機能
フィード投稿以外にもリールやショッピング機能も活用することで流入が増える可能性があります。
リールは15~90秒の動画を投稿する機能で、発見タブ、フィード、プロフィールに表示されます
ショッピング機能とはフィードやストーリズの投稿に商品タグを設置することができる機能です。

5、認証バッチの取得
アカウントが本物である証拠となる認証バッジを取得することで、ユーザーからの信頼を得やすくなる効果があります。

6、複数の投稿画像を用意する
競合他社のアカウントを参考に、3パターン以上の投稿画像を用意しておきましょう。
いくつかのパターンを試すことで、反応の高い広告を見つけやすくなります。

以上となります。
これらを参考にしつつまずはinstagramの準備をしてみてください。

広告予算と広告数の決め方について

次は広告の予算と配信数をどうすればいいかを解説します。
オススメは予算内で、複数の広告を同時に出稿していくことです。

複数の広告を同時に運用することで、ユーザーがどの広告に反応を示しやすいか早期に見つけやすくするためです。

月の広告予算が9万円の場合は、1日単位で見ると日予算3,000円となるため、広告を3つ配信する場合は、それぞれの広告の日予算を1000円で出稿していきます。
その結果をもとに、日予算や広告数の調整を行なっていきます。

Instagram広告の出稿方法

では次に、広告の出稿方法を解説していきます。
出稿方法は下記の2種類があります。

Instagramアプリから配信

Instagramをプロアカウントにすることで、
アプリから広告を配信することが可能になります。

設定方法
1、広告に出したい投稿を選択する
2、投稿内にある宣伝するを選択

3、広告の誘導先を下記の3つから選択
4、広告の誘導先を選択(プロフィールページ、サイト、ダイレクトメッセージ)
5、ターゲットや予算を設定

以上でアプリからの配信設定は完了です。
広告の配信結果についてもアプリ内で確認が可能です。

ビジネスマネージャーから配信

広告アカウント内の設定画面で広告セットの配信面をInstagram限定にすることができます。

設定方法

1、運用設定画面の配置の項目で手動配置を選択

2、Instagramのみにチェックをつける
3、配信面をフィード限定などにしたい場合は、そこから配信したい配信面を絞ることも可能です

その他のターゲット設定や広告画像・広告文などはFacebook広告と同様になります。

Instagram広告が向いている業種、向いていない業種


Instagram広告には向いている業種とあまり向いていない業種があります。
広告の効果を最大限活かすためにも、それぞれについて解説をします。

Instagram広告が向いている業種

・飲食店など画像や動画で視覚に訴えることが重要な商材
・ファッションや美容など、継続的な購入をすることが期待できるLTVが伸びやすい商材
・美容化粧品など若年女性の口コミで広まることが期待できる商材
・旅行/観光、ライフスタイルブランドなど多数の顧客リストを抱えているビジネスや会員制のビジネス

Instagram広告が向いていない業種

・BtoBのコンサルティングなど法人決裁者に訴求したい商材
・金融分野などコンテンツ形式がInstagram向きでは無い商材
・スマホ修理、鍵の紛失トラブル対応など緊急性が高いときに検索で探しそうな商材

*上記は一般的な傾向で、個別の条件や戦略によって異なるケースもあります。

まとめ

Instagramは若年層を中心に多くのユーザーが利用しています。
そのため、新規顧客獲得するためにもぜひお勧めしたい広告の1つです。
今回の記事をもとにぜひInstagram広告にチャレンジしてみてください。

最新情報をチェックしよう!