こんにちは、中都です!
今回は、動画広告市場に触れながら、動画広告を量産できる動画生成AIの『NoLang』を紹介します。
日本発ということもあってかなり使いやすく、費用もお手頃価格な上、商用利用が認められており、結論とてもおすすめです!
この記事を読んで興味がありましたらぜひ1度使ってみてください!
広告運用に求められる“動画の量産力”
動画広告は今、あらゆる広告プラットフォームで主戦場となっています。
実際、Meta広告の媒体担当者とお話しする機会があっても、動画広告の入稿をおすすめされますし、Google広告P-maxキャンペーンのベストプラクティスでも、異なる縦横比の動画をそれぞれ入稿することがベストプラクティスとされています。
背景には、社会での活字離れ、マスメディア離れだったりが関係しており、各プラットフォーム側も、他社に乗り遅れないようにと動画広告を優遇する傾向があります。
しかし大きなネックとなるのが動画制作にかかる「莫大な工数とコスト」じゃないでしょうか。
静止画に比べて圧倒的に制作負荷が高く、更新頻度や訴求パターンの幅が求められる広告運用の現場では、明らかに“重たい存在”です。広告代理店としてもなかなか提案しにくかったり、事業会社としてもここに制作費用を割きにくかったりするのが実態ではないでしょうか。

動画広告の制作に立ちはだかる3つの実態
改めて、動画広告を制作するにあたって問題となる3つの実態を再確認してみます。
1. コストが高い
動画1本を外注すれば数万円〜十数万円がかかります。ナレーションにも費用がかかるという点は、静止画との費用面での違いの1つになります。
また、修正コストも高いため、複数のターゲットやクリエイティブのABテストを試そうとすれば、すぐに数十万円の制作コストが発生します。
2. スピードが遅い
動画制作は一般に静止画バナーよりも要素が増える分、制作時間が多くたくさんかかります。納期が1ヶ月以上先ということも少なくないです。
また、急な差し替えや改善案の実行が難しく、静止画に比べて運用のフットワークが重くなります。毎日パフォーマンスが変わっていき、スピードが命の広告運用において、これは致命的な欠点ですよね。
3. 担当者に依存しやすい
動画編集には専門知識が必要で、属人化しやすく、チーム内でのナレッジ共有や自走化が難しいという問題もあります。
解決の鍵:「動画を作る」から「動画を量産する」へ
以上の理由より、動画広告は広告出稿のハードルが段違いに高いというのがこれまでの私の印象でした。Web広告への投資が費用的になかなかできない企業様にはご提案がしにくかったというのも本音です。
しかし、各種SNSを見ていただくと分かるとおり、静止画広告のように、動画も“バナー感覚”で量産・検証していく時代です。
そのためには「低コスト・高速・誰でも使える」動画制作ツールが必要不可欠であり、探していたところ「NoLang(ノーラング)」というツールに辿り着きました。
NoLangとは?

NoLangは、タイトルやURLを入力するだけで動画を自動生成してくれるAIツールです。初心者でも数クリックでSNS広告用の動画が完成し、従来の「動画編集」の概念を覆すほどのスピード感を実現しています。
生成AIツールの多くはいわゆる海外産のものが多いのですが、NoLangは日本発、しかも東京大学・東京大学大学院卒のメンバーが作ったようで、何か情緒的な安心感を感じています(笑)
NoLangが広告運用者に選ばれる3つの理由
1. LPや記事ページをワンクリックで動画化
Chrome拡張機能を活用すれば、LPやブログ記事など任意のWebページを開き、「イルカマーク」をクリックするだけで要約動画が生成されます。動画化までわずか数分。文字主体のLPの動画広告たたき台としても使うことができますね。

2. ショート動画を爆速で量産可能
プロンプト(指示文)を入力するだけで、ナレーション付きの動画を生成できます。横型動画(16:9)だけではなく、縦型動画(9:16)としてもダウンロードできるため、YouTubeショート・Instagramリール・TikTok広告にも即展開が可能です。
3. 会話形式の解説動画もつくれる
2人のキャラクターが掛け合うスタイルの解説動画も自動で生成可能です。会話形式によりエンゲージメントの向上が期待できます。独自のアバターをアップロード・依頼制作もできるようで、理解促進に役立つコンテンツとして、認知〜比較検討の中間レイヤーでの活用も面白そうですね。
NoLangの使い方
NoLangを開きログインをする
NoLangを開き、ログインを選択します。初回時は新規登録が必要ですが、勝手に課金されることはございませんのでご安心ください。
なお、課金をしなくても200クレジットが付与されるので、試しに使うことも十分可能です。

プロンプトを入力し、動画を生成する
プロンプトを入力し、動画を生成します。今回は、「株式会社SPENDAの動画広告を作って」と言い、営業資料をPDFでアップロードしてみます。

動画が生成される
30秒〜1分程度で動画が生成されます。NoLangの強みとして、生成した動画を簡単に編集できる点があります。基本的には初回に生成されたものではそのまま利用することは難しいので、編集を押します。

動画の編集
動画を編集し、動画広告としてのクオリティを上げていきます。編集できる要素としては以下のものがあり、比較的柔軟に編集が可能です。
- メイン画像
- 背景画像(または背景動画)
- 字幕テキスト
- 字幕テキストの装飾
- 読み方
- ナレーションの語り手
- ナレーションの速さ
- BGM
…など

動画をダウンロード
編集が完了したら動画を再生成してダウンロードを行います。
動画生成→動画編集→ダウンロードでかかった費用は、なんとわずか25クレジット(=25円相当)!!

NoLangの料金
NoLangは無料プランと有料プランがあります。無料プランでも十分動画生成は可能ですが、ウォーターマークが入ったり、ショート動画が利用できないなどの制約があるため、動画広告を配信する場合は、スタンダードプラン以上を強くおすすめします。

そもそも商用利用が可能かという点に関しては、「コピーライトを明記すれば問題がない」という旨がFAQに記載されています。
個人的にはかなり良心的な価格だなと思いますね!
まとめ
動画広告が当たり前になった今、制作コストやスピードの壁に悩まされている方も多いと思います。
そんな中で、「誰でも・すぐに・安く」動画を量産できるNoLangは、かなり運用者を助けてくれるツールになりうると感じました。
記事内でも紹介したとおり、
- LPをワンクリックで動画化
- ショート動画の爆速生成
- 会話形式の解説まで自動化
と、これまで数十万円かかっていた作業が、数十円・数分で実現可能になります。
まだ使ったことがない方は、無料トライアルでも十分機能を体感できるので、まずは一度試してみてはいかがでしょうか?
動画広告のハードルが、きっと一気に下がるはずです。


