香港の国事情とすごい所を考えてみた

  • 2024年2月22日
  • 2024年3月15日
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今回は番外編で、香港に滞在した中で見たり聞いたりした国事情と特徴について紹介します。 投資、不動産、デジタルなど日本とは異なる状況で、とても興味深い面がたくさんあったので、それらをまとめてみました。

香港の渡航事情

まず日本から香港までいく時の飛行機についてですが、航空会社を選ばなければ他の外国に比べて値段は安いほうです。時期によっては、往復4-5万円でいけます。
ちなみに今回は出発の2か月前にチケットを購入したのですが、その数日後に値上がりしました。香港に限らずですが、海外の航空券は早めに購入するほうが安いのでお勧めです。

そんな香港ですが、現地では構想ビルが多数建設されて立ち並んでます。日本より遥かに狭い国土に200m以上の高層ビルが数百と並んでいて、政府の構想がうまく反映されているのが感じられます。
観光地として有名な香港は見どころもたくさんあります。「100万ドルの夜景」と呼ばれる摩天楼都市の景色をヴィクトリア・パークから眺めて写真を撮りました。残念ながら曇りではあったものの何回見ても良いものです。最初から計画的に高層ビルを立てて、絶景ポイントを作っている所にこの国のセンスの良さを感じます。
ちなみにこれらの高層ビルを見れる山岳地帯には豪邸が立ち並ぶ地帯もあり、そこでは守衛所が設置されて防犯カメラの映像が数えきれないほどある家ばかりでした。(撮影すると警備員に追いかけられそうなので、イメージ図です(汗)

投資環境が魅力的な香港

香港という国が投資の利益に対する課税面で優遇されていて(タックスヘイブン)恵まれてことは良く知られています。外国投資家にとって自国よりも魅力的な投資環境で、香港に作った持ち株会社を通じて海外での収益を受け取って節税したり、有望な投資ファンドに投資をするために話を聞きにいったりすることが良くあります。筆者も香港滞在時にある投資会社の方と面談して、帰国後にそこへ資金を回すことを決めました。

不動産価格が高すぎる香港

投資環境は魅力的であるものの、不動産価格が高いことも有名です。友人に聞いた限りでは「オフィスを借りるときに80m3くらいで月100万円以上」ということです。東京よりもかなり高いですね。不動産価格が高い理由として、生活環境が充実していることが挙げられます。投資活動が盛んに行われて世界的な金融センターも多数存在するため、多くの外国人駐在員やビジネスマンが暮らしています。そして高品質な住環境や便利な施設が整っていることが、不動産価格の高さに繋がっているようです。
不動産の地価税も高いため、きっと政府は観光収入とあわせて大きく黒字になっていることでしょう。しかし、十分な収入を得られない国民は厳しい生活を強いられる場合もあります。街並みも高級ブランドが立ち並ぶ道路と、汚れがひどく古い民家が立ち並ぶ地域に分かれています。
その中でみつけた飲食店で食べたお粥は狭いものの味はかなりおいしいものでした。全体的に物価が日本の1.5~2倍になっている中で、比較的安かったのでお勧めです。

デジタル関連のビジネス

デジタル関連のビジネス案をいくつか考えたので、いくつか記載します。投資の無税環境にあるように、バーチャルオフィスの需要が増えているため、香港のオフィスビル賃貸事情にはオフィススペースの一部を登記のみ等のヴァーチャルオフィスとして提供する新しいビジネスモデルが考えられます。会社の体制に合わせて柔軟に勤務スペースを変えたい需要が増えているため、共有オフィススペースを提供する新しいサービスを始めるのは成功の可能性があります。但し、家賃が高いかどうかは問題になるので、十分に検討を重ねオーナーに交渉する必要がありそうです。
オフィスビルの空きスペースを利用したコワーキングスペースも需要は高いです。 香港のオフィスビル賃貸事情を考慮した上で、長期的な契約ではなく短期の賃貸を提供するレンタルサービスも需要がありそうです。 香港のオフィスビル賃貸事情に合わせて、カフェやレストランなどの商業施設を併設したオフィスビルも良いでしょう。
その他の写真です。 有名な香港島と九龍を繋ぐフェリーです。
渡った先に北京ダッグのおいしいお店があったので撮影。妻は人生で一番おいしい料理だったと言っており、とてもお勧めです。
香港大学の長いエスカレーター。世界35位くらいで東大と同じくらいの難関大学です。駅直結で濡れずに広いキャンパスを横断できます。

まとめ

このように香港はとても見どころのある観光地であり、投資、不動産、デジタル面でも今後も注目すべき魅力的な国でした。今後香港へ観光を考える方の参考になれば幸いです。

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