【ニュース】Google広告のオーディエンスの3つの変更点(22/5発表)

今回の変更について

22年5月に、Google広告より「オーディエンス」のターゲティングに関して、3つの変更点が発表されました。

(1) Google広告の異なるキャンペーンタイプをまたいで、オーディエンスを利用できます。
今までは検索向け、ディスプレイ向けで分かれていた境界がなくなりました。
P-MAXキャンペーンにも既に適用されており、今後は動画(Video,ディスカバリー)、アプリのキャンペーンにも適用される予定です。

(2) Google広告の運用画面において、オーディエンスのレポートを見れる場所が変わります。左側のメニューバー内の「オーディエンス」タブに、ユーザー属性、セグメント、除外設定の項目欄が集約されます。

(3) オーディエンスタイプの各名称が変更されます。
変更前後の主なものは下記のとおりです。

変更前変更後
リマーケティング広告主様のデータ
購買意向(オーディエンス)購買意向(セグメント)
カスタム(オーディエンス)カスタム(セグメント)
類似(オーディエンス)類似(セグメント)
アフィニティ(オーディエンス)アフィニティ(セグメント)
【参考リンク】
・詳細の内容は英語の下記ブログに記載されています。
 Google Ads Adds New Audience Targeting & Reporting Features
・日本語のヘルプページの記載内容は、下記です。
 Google広告ヘルプ「オーディエンス セグメントの共有について」

データ出力への影響について


この変更を受けて、Google広告のデータ出力対してにどのような影響があるか、実際に自社アカウントで確かめてみました。

・Google広告スクリプトについて
「Audience report」が5月始め頃を境にエラーが出るようになりました。
これはGoogle APIのバージョンアップに加えて、上で記載したとおり「オーディエンス」→「セグメント」に変わった影響だと思われます。
仕様についてはスクリプトで出力する方法の記事に記載しておりますが、新しくなった仕様でどのように出力すれば良いか現在解明中です。

・Googleデータポータルについて
こちらは以前と同様に「オーディエンス」という名称で表示されて、エラーにもなっていません。
おそらくGoogle側で調整されたことと思います。

Google広告の配信において、セグメントは種類も年々増えて重要度も増しています。
そんな中で、今回の変更によって運用管理や結果の分析も便利になったとも言えます。

運用者の方は、これらが今までとどう変わって今までの運用管理にどのように影響するのか、確かめてみましょう。

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